【鎌倉】佐助稲荷神社|幻想的な鳥居のトンネルと白狐。源頼朝を導いた「出世稲荷」でお仕事運アップ

Kyo-chanかまくらいふに仲間入りしたばかり!Kyo-chan(@Kyo_chan_4649)です。初めての記事、緊張してます笑

古来より「かくれ里」と呼ばれる地に建てられた佐助稲荷神社。

トンネルのように続く朱の鳥居を抜けると、深い緑に囲まれた境内と、至る所に祀られた無数の白狐に出迎えられます。

今回は、佐助稲荷神社の見どころや、鎌倉幕府を開いた源頼朝との関係、限定の御朱印やお守りについて紹介していきます。

Kyo-chan

佐助稲荷神社といえば…

◆幻想的な鳥居のトンネル
◆所狭しとお祀りされた白狐
◆源頼朝を導いた「出世稲荷」

佐助稲荷神社へのアクセス

徒歩でのアクセス方法

JR横須賀線「鎌倉駅」西口を出て、目の前の道路をひたすら真っ直ぐ歩いていきます。

10分くらい歩いて佐助1丁目の交差点と写真の看板に辿り着いたら右に曲がります。そのまま道なりに歩いて、看板が出てきたら左に曲がり進むと到着します。ゆっくり歩いて20分程でした。

*住宅街の間も通ります。神様への参拝ということもありますし、静かに落ち着いた気持ちで向かいましょう。

車で行ける?駐車場は?

駐車場はありません。時間帯の進入禁止があったり、佐助稲荷大社の周辺の道路は道幅が狭く、車のすれ違いも困難なので車での参拝はおすすめしません。

バスはあるの?

バスもありません…。足腰が辛い方はタクシーを利用されるのもオススメです。基本的に徒歩でのアクセスとなります。

佐助稲荷 から 銭洗弁財天

佐助稲荷神社から銭洗弁財天宇賀福神社は徒歩15分くらい。

住宅街の十字路にある佐助稲荷神社と銭洗弁財天宇賀福神社の看板が目印です。銭洗弁財天宇賀福神社へのアクセスは、源氏山を登るのでなかなか急な登り坂です。

ちなみに佐助稲荷神社側、黄色い堀から行ける「弁天近道」は古くからある近道とのことです。

ハイキングコースは通れる?

拝殿後ろからの大仏ハイキングコースは、現在封鎖されています。伺ったところ、その先は行政の管轄下でいつ開放されるか分からず、当面開放されることはないと思う。銭洗弁財天や葛原岡神社からのコースは今も使えるよ、とのことでした。

佐助稲荷神社の歴史とご利益

平安時代末期の武将・源頼朝が病気に臥せっていた際、夢の中に「かくれ里の稲荷」と名乗る老人が現れ、平家打倒を促しました。夢のお告げから頼朝は挙兵に踏み切り、その後平家を滅ぼしました。

社伝によると鎌倉に入った頼朝は臣下の畠山重忠に命じて「かくれ里の祠」を探させ、佐助ヶ谷に祠を見つけ佐助稲荷神社を再建させたと伝えられています。

頼朝は平治の乱に際し、右兵衛権佐(うひょうえのごんのすけ)という官位であったことから佐殿と呼ばれており、その佐殿を助けた神と言うことで佐助稲荷と言われています。

佐助稲荷神社は、頼朝を征夷大将軍まで昇りつめさせたことから「出世稲荷」とも呼ばれ、信仰を集めています。

佐助稲荷神社の見どころ

Kyo-chan社務所にいらっしゃった神職の方にお話を伺いました!### 鳥居

神様が座す神域と人間が住む俗界を隔てる結界であり、神域への入り口を示す門です。トンネルのように連なる佐助稲荷の朱の鳥居は、その先が日常とは異なる神域へ続いていることを実感させてくれます。

社務所には1基30万円から受付とありますが、原材料費の高騰等のため、現在は受け付けていません。
なお現地調査の結果、参道入口から境内全体で新旧併せて93基を確認しました。(しっかり数えました♪)

祈願幟

参道から境内まで至るところに立てられた幟旗(のぼりばた)は「奉納幟」とも呼ばれています。

神社を飾ることで参拝者の信仰心を高めるとともに、神様が喜んでくださるようにとの意味合いや、自分の祈願を神様から見える形でお側に置きたいとの願いも込められて奉納されています。

現在約550旒。一旒5000円、一対(ニ旒)1万円。奉納後1年数ヶ月は設置し、劣化状態を見て新規の幟と交換されるそうです。

白狐

朱の鳥居と併せて佐助稲荷を象徴する白狐の像。境内中に所狭しとお祀りされています。

鎌倉時代中期の僧・良忠上人(りょうちゅうしょうにん)が、子供に虐められていた子狐を助けると夢に親狐が現れ、助けたお礼にと薬の元である種子を残していきました。

お告げに従って種子を蒔き、成長した薬草が多くの人々の病を治したことから、これを佐助稲荷のご利益と考え、一対の白狐を奉納し願を掛けるようになったということです。

拝殿

神様にお参りする場所です。2019年に老朽化が進んでいた社務所と共に建て替えるも、直後に市内を直撃した台風15号の被害で屋根の一部が破損。

施工を担当された(株)金剛組の職人さんをはじめ多くの方々の尽力により、翌年2月の初午祭に間に合う形で修復を完了されました。

本殿

拝殿の後ろ、さらに階段を上がった場所にある、神様が座す場所です。2019年9月、台風15号による倒木で倒壊してしまい、当時は参拝もできない状態になってしまいました。

現在は小さな社殿と、一日も早い再建を願う参拝者が奉納した数多の白狐がお祀りされています。…じきに再建が始まる予定とのことです!

社務所

拝殿と共に2019年に建て替えられ、幸いにも台風15号の被害は受けずに済みました。お守りや御朱印を頒布しています。

霊狐泉

社務所の後ろに位置しています。佐助稲荷は古来より麓の田畑を潤す水源の地で、生命の源であるこの水源は霊狐泉(れいこせん)と称えられてきました。

今なおその神水は絶えることなく湧き出ています。ペットボトルなどに入れて持ち帰ることもできますが、飲むことはできません。ちなみに、お賽銭は賽銭箱へ。神聖な泉には入れないように。

十一面観世音菩薩坐

拝殿と社務所の間に十一面観世音菩薩が祀られています。江戸時代に良縁に恵まれなかった足柄の美しい姫君、赤松幸運(あかまつこううん)が出家して現世の若い男女に良縁があるようにと祈願して彫ったと伝えられていています。

平時は非公開ですが、毎年5月18日は御開帳があります。昨年末12月に老朽化が進んでいた木製の土台を石造りのものに再建され、周囲にお祀りされていた白狐は真横の台に移されています。

参拝所要時間

20〜25分くらいでしょうか。緩やかな斜面と階段からなる参道を上がり参拝を終えたら、息を整えつつ境内をゆっくり見て回りましょう。

Kyo-chan深い緑の中での深呼吸は気持ちよく、加えて朱の鳥居や祈願幟と白狐からなるコントラストは神秘的で素敵ですよ。## 佐助稲荷神社のお守りと御朱印

お守りの種類と価格

*五十音順に掲載しています。

安産守 500円

干支あめ 300円

干支絵馬 500円

絵馬 上段(紙絵付き)700円、下段500円

えんむすび(白緑) 各500円

えんむすび(糸巻き) 500円

学業・合格守 500円

祈願ろうそく(赤白) 各300円

きつね根付 300円 / 500円

交通安全守(薄型) 300円

交通安全守(袋入) 500円

小型守(勝・学業合格・結縁・健康・長寿) 各300円

佐助稲荷神社神札 800円

佐助稲荷神社木札 大1500円 / 中800円

佐助神社守 300円

佐助守 600円

出世守 700円

商売繁盛カードお守り 1000円

白狐守 700円

神狐(一対) 大4000円 / 中3000円 / 小2500円

神宮大麻(伊勢神宮) 1000円

神社暦 200円

肌守 200円

ペット用お守り(犬と猫の2種類ずつ
お守り 800円
絵馬 700円
人形 2500円

本水晶根付 1000円

御朱印と御朱印帳

Kyo-chan佐助稲荷神社では、ここでしか手に入らない素敵な柄の御朱印帳を用意しています。

御朱印帳 1500円
連なる朱の鳥居と祈願幟に、2匹の可愛らしい白狐。佐助稲荷神社の参道がデザインされた限定の御朱印帳です!

御朱印 500円
出世開運の佐助稲荷神社と縁結びの十一面観世音菩薩坐の2種類が用意されています。(原則書き置きのみ)

墨書きを希望される時は、持参した御朱印帳に朱印を押して戴き、御霊神社へ向かいましょう。佐助稲荷神社と兼任されている宮司さんから佐助稲荷の社名の墨書きを戴けます。

Kyo-chan徒歩で35〜40分くらい掛かりますが、どうしても手書きの御朱印が欲しいという方はぜひ頑張ってみてください!

一粒万倍日限定御朱印 1000円
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は日本の暦における選日の一つ。 「一粒の種籾(たねもみ)が万倍にも実る立派な稲穂になる」という意味があり、新しいことを始めるのにとても縁起の良い日です。

Kyo-chan珍しい一粒万倍日限定の御朱印は見逃せない!

一粒万倍日を知りたい時は神職の方に聞いてみましょう。社務所で頒布されている神社暦で確認することもできます。

佐助稲荷神社の営業時間

住所鎌倉市佐助2丁目22-12アクセス最寄り駅はJR横須賀線・江の島電鉄「鎌倉駅」下車。徒歩約20分。電話番号0467-22-4711営業時間日中定休日なし駐車場無し▶︎周辺の駐車場を事前予約する特徴ペット連れOK
御朱印は書き置きのみ公式ホームページHP

※この情報は掲載した時点での情報です。 営業時間・定休日は変更となる場合がありますので、確認してから訪れてください。


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