「けんけつちゃん」せんぺいで協力呼びかけ 献血ルーム西海で配布

「けんけつちゃん」をあしらった九十九島せんぺい=佐世保市上京町、献血ルーム「西海」

 長崎県佐世保市の献血ルーム「西海」は、献血増加につなげようと、協力者に血液センターのイメージキャラクター「けんけつちゃん」をあしらった九十九島せんぺいの配布を始めた。先着千人。2月末まで。
 新型コロナウイルス感染拡大などの影響で九州・沖縄では、成分献血の「血漿(けっしょう)成分献血」が1月に入り728人分不足(同月13日時点)。「西海」でも昨年度、400ミリリットル献血は確保目標の約8割にとどまるなど、厳しい状況が続いている。
 「西海」の鹿摩賢士(としのり)さん(35)は「高齢になると病気などで輸血が必要になる可能性が高くなる。自分の事のように捉えてもらい、若い世代にも協力してほしい」と呼びかけている。
 受け付けは午前10時~正午、午後1時~5時半。金曜定休。問い合わせは西海(電0956.25.2440)。


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