蓮沼執太フィル、アルバムリリース記念コンサート先行チケットの受付開始、ソロ・プロジェクト最新作も発売

蓮沼執太フィルが3月22日(水)にアルバム『symphil|シンフィル』をリリースする。2019年から楽曲制作を開始し、約3年間の制作期間を経て2022年冬についに完成。そのアルバムのリリースを記念して、4月2日(日)東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルにて蓮沼執太フィル「ミュージック・トゥデイ」が開催される。

本コンサートについての蓮沼執太によるコメントは以下。

音楽に、芸術に、ここまでひらかれている場所は日本にあるだろうか。

東京オペラシティには芸術の精神を感じます。新国立劇場があり、NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)があり、アートギャラリーがあり、そしてコンサートホールがある。

この空間に入ると、音が鳴っていなくても「音楽」を感じます。この中にいるすべての人が発信体になって、自分が音楽の一部になった気持ちがします。天井にある三角の窓は空につながり、「天然木」で作られた空間の中で自然に溶け込みます。

すべてが音楽のために在る、東京オペラシティコンサートホールで行われる『ミュージック・トゥデイ』。子どもから大人まで、そして学生でも、音楽に、芸術に、触れる機会を可能な限り作りたいと思います。普段、コンサートに足を運ぶ機会が少ない方もぜひご来場ください。みんなで2023年の響きを作りたい。コンサートホール「タケミツメモリアル」でお待ちしています。(蓮沼執太)

2月3日(金)より、チケットのオフィシャル1次先行予約を開始。東京オペラシティ コンサートホールは、180度、いろいろな角度から、それぞれの場所で楽しむことができるため、チケットの解説も細かく発表。各チケットの解説を参考に、好きな席種を選んでみてほしい。

Live Information

2023年4月2日(日)
蓮沼執太フィル
ミュージック・トゥデイ
東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
先行受付:2023年2月3日(金)18:00〜2月12日(日)23:59 

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また、蓮沼執太のソロプロジェクト最新作「Postpone」(ポストポーン)も2月3日(金)から配信スタート。この楽曲はさまざまな予定が延期になっていく時期に付けられた仮タイトル「Postpone(延期)」がそのまま正式タイトルとなった作品。Rhodes ChromaやProphet 6といったアナログシンセで作られたサウンドを中心に、2018年に展示された蓮沼のアート作品「Fluid Composition」で使用しているワインボトルを叩いた音色などで構成されており、少しずつ流れるように展開するドラマチックな楽曲。マスタリングエンジニアはStephan Mathieu(シュテファン・マチュー)が担当。

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Release Information

<3月22日(水)リリース>
蓮沼執太フィル 3rd album:『symphil|シンフィル』
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<OUT NOW>
蓮沼執太フィル「GPS」
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蓮沼執太フィル, xiangyu「呼応」
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蓮沼執太フィル, 塩塚モエカ(羊文学)「HOLIDAY」
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<蓮沼執太ソロ作品シリーズ>
「Postpone」 「Vanish, Memoria」 「Irie」 「Hypha」 「Pierrepont」「Weather」
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■ Biography

蓮沼執太(はすぬま・しゅうた)
Shuta Hasunuma 

1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して国内外でのコンサート公演をはじめ、映画、演劇、ダンス、CM楽曲、音楽プロデュースなど、多数の音楽を制作。また「作曲」という手法を応用した物質的な表現を用いて、展覧会やプロジェクトを行う。2018年個展『Compositions』(ニューヨーク・Pioneer Works)、 『 〜 ing』(東京・資生堂ギャラリー)を開催。グループ展2021年『FACES』(東京・SCAI PIRAMIDE)。2013 年アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のグランティ、2016年ポーラ美術振興財団若手芸術家の在外研修助成として渡米。2017年文化庁東アジア文化交流使として中国・北京に滞在。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

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