「シーズンオフにメジャーリーガーは何をしているのだろう?」そんな素朴な疑問を選手自身が配信するSNSでチェック。屈強な体躯と怪力でホームランを量産するヤンキースの主砲、ジャンカルロ・スタントンはオフにエジプトを訪れ、現地の子どもたちとサッカーも楽しんだ。
マーリンズ時代の2017年に59本塁打、132打点で二冠を獲得しMVPを受賞したジャンカルロ・スタントン。ヤンキース移籍後も怪力で放つ打球は一瞬でスタンドに消えていく。そんな豪快なスタントンはこのオフ、エジプトを訪れている。
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遺産の観光を楽しむスタントは、画像を自身のインスタグラムでアップするなど、観光を楽しんでいたが、その後、地元の子どもたちとの交流も楽しんだ。
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まずは即席の野球教室。エジプトの子どもたちは野球経験がなく、初めてバットを振り、キャッチボールも初めて。そんな初々しい光景に、スタントンは多くの思い出がよみがえったとコメントしている。
時はちょうどサッカー、ワールドカップの真っ最中。エジプトは過去に3回出場しており、子どもたちの遊びももっぱらサッカー。そんな子どもたちを見ていると、子どもたちが近づいてきてこう尋ねた。
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「ただそこに立っているつもりですか、それとも私たちと一緒に遊ぶつもりですか。」
そこで子どもたちに混ざってボールを蹴るスタントン。どう見ても動きがぎこちない。スタントンは言う「私はワールドカップの準備ができていない&彼らからのレッスンが必要だった」
ニューヨークという大都会を離れ、知らない地で、自身のことを(たぶん)知らない子どもたちと交流を楽しむ。スタントンにとっては、どの時間も新鮮だっただろう。そして心を癒し、また過酷な戦いの場に戻っていく。