3日は節分。カープの外国人選手たちもキャンプ地で豆まきを体験したようですが、広島の子どもたちも鬼に立ち向かいました。
福山市の白ゆり幼稚園です。先生から節分の意味を聞いたあと、体の中の弱い心を追い出すために豆に見立てた丸めた新聞をお互いに投げ合いました。
強い心になったところで赤鬼と青鬼が金棒を振り回しながら現れました。
「鬼は外 福は内」
園児たちは鬼たちの迫力に押されながらも勇気を振り絞り、新聞紙の豆を力いっぱい投げつけ、立ち向かいました。
子どもたちの勢いに怖気づいた鬼たちは降参しました。子どもたちは、思い思いの「がんばること」を誓いながら鬼と仲直りの握手をしました。
園児たち
「まめをあつめて、いっぱい、おにたいじしたところがたのしかったです」
「こわくってもがまんした」
「たのしくなった」
― どうして?
「なんかテンションがあがったから」
幼稚園によりますと、豆まきをして自分の中の弱い鬼を追い出した子どもたちは、ひとまわり成長するそうです。