国民民主党代表・玉木衆議院議員が語る選挙のコツとは?民主党政権をどう振り返る?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。

2023年2月3日に公開された動画ではゲストに国民民主党衆議院議員の玉木雄一郎氏をお招きし、選挙の強さの秘訣と民主党政権時代の失敗について語っていただきました。

玉木氏が提案する賃上げ政策とは?

【このトピックのポイント】
・地道な地元活動が選挙に勝つ秘訣と玉木氏。選挙直前にSNSアカウントを作る政治家に対しては「票にならない」と一刀両断
・玉木氏「過去に戻りたいとは思わない」自民党の誘いを断り地元での出馬にこだわった思いを語る
・民主党政権時代の経済政策「マクロ経済政策としては間違っていた」

玉木氏のプロフィールは以下の通りです。

YouTubeのたまきチャンネルは人気も高く、動画をきっかけに街頭演説に足を運ぶ有権者も増えてきているそうです。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして玉木氏に回答していただきました。

選挙にめっぽう強いのはなぜ?

MC鈴木が「国民民主党はみなさん選挙に強いイメージがある」とコメントすると「選挙に強い人しか残らなかった」と玉木氏。

比例代表選挙では大きな政党が有利になるということもあり、結党の際には選挙のことを考慮して立憲民主党に移った人も多くいるとのことです。

選挙の強さの秘訣について聞かれると玉木氏は「地道に地元を回っている」とコメント。

自身が落選したときの経験を挙げ、地元で有権者の声を聞くことやポスター貼り、街頭演説といった「基本動作」こそが選挙の強さに繋がると解説しました。

また、玉木氏はインターネットを活用した活動の重要性にも言及。

「ネットドブ板」と表現し、選挙直前にSNSアカウントを開設する政治家に対し「選挙では役に立たない」とダメ出ししました。

玉木氏「常日頃からやっといて、それが選挙の時に爆発するわけで。直前に始めても票になりませんから!」

有権者とのコミュニケーションについて聞かれると玉木氏は「政治家は訴えがち」と発信に偏る傾向を指摘。そこには自身の反省も込められているとのことです。

玉木氏「多くの有権者は聞いてもらいたいんですよね。その声を引き出して受け止めてそれをちゃんと伝えることが大事だと思います」

時を戻せるならいつにする?

「あの時こうしたらよかった」と思うタイミングがあったかと聞かれると玉木氏は「ないね!」と断言。「全ての選択に悔いはないし責任も負わないといけないと思っている。これまでの経験を国益にどう生かすかということを考えていきたい」と続けました。

自民党から出馬の打診があった時のことについて玉木氏は自らを「土着の保守」と称し、地元香川での出馬にこだわりがあったと語ります。

玉木氏「東京で自民党からという話もあったけど、今香川から出て皆さんに推していただいて活動できていることは誇り。悔いはないですね」

政党としての振り返りについて質問されると、玉木氏は民主党政権時代に言及。離散集合を繰り返した政局に触れ「揉めないで欲しかった。今も長い後始末をしているような感じ」とコメントしました。

政権運営に関しては官僚を野党時代と同様に敵視してしまったこと、外交・安全保障政策で国民に不信感を与えてしまったこと、経済政策で国民の期待にこたえられなかったことを挙げました。

特に経済政策に関して玉木氏は、リーマンショック前に作られた政策をリーマンショック後に適用してしまった、と解説。「圧倒的金融緩和と積極財政をやるべきだったのにどちらかというと緊縮になってしまった」「マクロ経済政策としては間違っていた」と振り返りました。

動画本編はこちら!

政治家のSNSに物申す!玉木氏の選挙の強さの秘密は?政治家人生に後悔はある?

選挙ドットコムちゃんねるは毎週月曜日は21時から生放送、火曜日~土曜日は18時に公開!

ぜひ高評価とチャンネル登録をよろしくお願いいたします!

© 選挙ドットコム株式会社