【枡田絵理奈の連載コラム】第2回「広島」とマスパン。

大好きな広島の生活は、いつも心がポカポカしています

広島在住9年目の私、先日「ひろしま男子駅伝」で、無意識のうちに広島を全力応援していた自分に気が付き、改めて、すっかり心は広島人だなぁ…と感じました。

さて、今回は「広島とマスパン」がテーマ‼良いところだらけの広島ですが、私は特に環境、グルメ、人に魅力を感じています。

まず環境。広島は程よく都会で程よく田舎。買い物も便利だし、家にレストランの食事を届けてもらえたり、おしゃれなスポットを楽しめたりと、便利な都市機能が充実している一方で、ちょっと足を延ばせば豊かな自然に触れられ、四季を肌で感じることができるし、思いっきり体を動かせる。恵まれた環境で子育てできていると実感しています。

それからなんといっても、食べ物がおいしくて安い!スーパーに行くと、目がギラギラしてしまいます(笑)。東京にいた頃は、お刺身1パック700円位だったのが、広島では瀬戸内海の新鮮なお刺身が398円で手に入ったり、さっきまで土にいました!っていうような生命力溢れる朝採れ野菜がズラッと並んでいたり。買いすぎて自力で持てなくなってしまうこともありますが、配送サービスなんかもあったりして…やっぱり便利‼

お好み焼きや辛いつけ麺などのご当地グルメも魅力的。中でも私は、友達が「ソウルフードじゃけぇ」と教えてくれた“むさし”が大好き。お店では「元気うどん」派で、新幹線のおともは「若鶏むすび」です。「元気うどん」は好きすぎて家でも再現するようになり、今や完コピの域(笑)。だから我が家では「元気うどん」は“母の味”ともいえます。もみじ饅頭も好きで、いろんなお店の食べ比べをしています。ゆくゆくは利き酒ならぬ“利きもみじ饅頭”ができるようになることを、密かに目論んでいます。

そして、広島の最大の魅力といえば、人の温かさ!TBS時代にも、有吉さんやサッカー解説者の金田喜稔さん、木村和司さんなど、広島出身の方にはよくお世話になっていたのですが、皆さん何となく気質が似ているように感じていました。シャイな裏で、実は人情味あふれるハートフルな人たち。それが私の中での「広島人」のイメージでした。

広島に来てから出会った方たちも、まさにイメージ通り。最初は人見知りでも、仲良くなったら家族のように気にかけてくれて、とにかく温かい。ワンオペの時でも一人じゃない‼と感じる心強さがあります。

そんなこんなで、大好きな広島での生活はいつも心がポカポカしています。ああ、私の広島愛…全然書き足りない…。また、次回のコラムでお会いしましょう‼

© 株式会社中国新聞社