宮城県中体連が学校に求める負担金 名取市・亘理町・山元町が運動部員のみに変更へ

宮城県中学校体育連盟が運動部の大会経費として各学校に求める負担金を、文化部の部員らを含めた全校生徒分としていたことについて、名取市、亘理町、山元町が新年度から運動部員のみに変更することが分かりました。

県中学校体育連盟は、18地区の連盟から構成し運動部の県大会の経費として年に一度、生徒1人当たり一律330円を集める方式を取っていました。

この方式の計算には、大会に参加しない文化部の部員や部活に入っていない生徒も含まれ、運動部に所属しない生徒の保護者から疑問の声が上がっていました。

岩沼市教育委員会は、2018年度から一律徴収を改め、運動部員のみから徴収する方法に変更しました。

更に名取市、亘理町、山元町が新年度から運動部員のみに改める方針です。

県中体連は、新年度から一律に一定額とする方法をやめ、地区ごとの生徒数に応じて負担額を定める方法に改めますが、運動部員のみに限定していません。

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