長崎県スポーツ表彰・教育長顕彰 12人2団体に特別賞 101個人と38団体に栄誉

四国インターハイのソフトボール男子でV3を達成した大村工=高知県立春野総合運動公園

 長崎県は2日、本年度の県スポーツ表彰、県スポーツ教育長顕彰を受ける個人101人と38団体(前年度は個人84人と22団体)を発表した。スポーツ表彰のうち、特に優れた成績を残した選手、監督に贈られる特別賞の個人の部は、サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で日本を2大会連続の決勝トーナメントに導いた森保一監督(日本サッカー協会)ら12人が選ばれた。
 特別賞個人の部はこのほか、全日本大学駅伝で3連覇を果たした駒大の花尾恭輔、U20世界レスリング選手権女子65キロ級を制した吉武まひろ(日体大)らが受賞。U23車いすバスケットボール男子世界選手権で優勝に貢献した溝口良太(グリーンテック九州)ら、パラアスリートも5人が名を連ねた。
 特別賞団体の部は、四国インターハイのソフトボール男子で3連覇を果たした大村工高、栃木国体で史上初のV4を達成した銃剣道成年男子チームが選ばれた。
 スポーツ賞団体の部は、四国インターハイで県勢初優勝を飾った剣道男子の島原とバドミントン男子の瓊浦など8団体を選出。個人の部は日本陸上選手権女子1万メートルで頂点に立った廣中璃梨佳(日本郵政グループ)ら36人が受賞した。
 教育長顕彰のうち、優秀な成績を収めた小中学生やスポーツクラブなどをたたえる奨励顕彰は23団体と個人39人、功労顕彰は長崎文化放送のほか、個人9人が受賞した。
 表彰式は9日に長崎市内で行われる。


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