巨大ひな壇で圧倒... 3年ぶり「氏家雛めぐり」 JR特別運行も

「氏家雛めぐり」で展示するひな人形

 ひな人形などを飾った約40カ所の商店、公共施設を自由に行き来できる「第20回氏家雛(ひな)めぐり」が4日から、栃木県さくら市氏家地区で開かれる。3年ぶりの催しで、3月5日まで。

 氏家雛めぐり実行委員会(粕谷明美(かすやあけみ)委員長)が主催する。県内の「雛めぐり」の中でも先駆けの人気企画。例年、県内外からの約2万人の観光客でにぎわう。

 JR氏家駅東口のさくらテラス駅前情報館には、幅約6メートル、高さ3.6メートルの巨大ひな壇がお目見え。寄贈で集まった112体が来館者を圧倒する。

 4日午前には、JR海浜幕張駅から特別運行する「氏家雛めぐり号」が氏家駅に到着予定。期間中は、「おひな玉」「クラフトバンド」作りといった体験教室(有料)が栄町公民館で開かれるほか、曜日限定でテントショップやマルシェなども出店し、イベントを盛り上げる。

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