フェラーリF1が2023年型マシンを初始動、サウンドを披露。フェラーリPU搭載のハースもファイアアップの動画を公開

 スクーデリア・フェラーリは、2月3日、2023年型F1マシンの初始動を行い、そのサウンドを披露した。

 2022年にF1コンストラクターズ選手権2位、シャルル・ルクレールによるドライバーズ選手権2位を獲得したフェラーリは、今年はタイトルを目指し、さらなるパフォーマンス改善を目指していく。

2022年F1第19戦アメリカGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 3日午前11時過ぎ、マラネロに位置するファクトリーのビークル・アセンブリー・エリアにおいて、パワーユニットがシャシーにつながれ、ファイアアップが行われた。新チーム代表フレデリック・バスールをはじめとするチームメンバー、フェラーリ副会長ピエロ・フェラーリ、CEOベネデット・ビーニャがその特別な瞬間に立ち合った。約2分間にわたりV6サウンドが鳴り響いた後、その場にいた人々から拍手が沸き起こったということだ。

 フェラーリは2023年型F1マシンを、2月14日の現地時間11時25分(日本時間19時25分)に披露する。

 なお、フェラーリが初始動を行った前日には、フェラーリのパワーユニットを搭載するハースF1が、2023年型VF-23のファイアアップを行う様子を示す動画を公開した。ハースは1月31日に、他チームに先駆けて、VF-23のカラーリング発表を行った。ニューマシンのシェイクダウンは11日にイギリス・シルバーストンで実施される。

ハースF1の2023年型マシン『VF-23』のカラーリング(ニコ・ヒュルケンベルグ車)

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