両親とは違う道でステップアップを果たす小園凌央

タレントのヒロミと歌手の松本伊代を親に持つ俳優の小園凌央が3日、東京・池袋シアターグリーンBOX in BOXで行われた舞台「どうか妹だけは助けてください」(5日まで)のゲネプロ後囲み取材に参加したことが報じられた。

同作は主人公のYouTube編集マンの作磨(林カラス)が、心の傷から目の光を失った妹の朔夜(平川結月)のために不当な労働に勤しみ続けていたが、いわくつきの砂時計に潜む悪魔・ラプラス(TEE)にとある取引を持ち掛けられ、大きな決断を下して展開する本格派ヒューマン・ドラマ。

タレントのRIKACOがプロデュースし、長男の渡部樹也が作・演出を手がけ、俳優の哀川翔の三男・福地展成も出演。2世タレントたちが勢ぞろいしていることも話題になっている。

小園は、昨年11月のテレビ番組収録中に腰椎圧迫骨折の全治3カ月のけがを負った母について「本人はすごい元気です」と言及。「僕の家族は仲が良いので、もし伊代さんが見に来られるなら見せてあげたいです」と話したという。

2015年3月に自らの力量を試すため両親の名前を伏せて参加したオーディションに合格して、現在の事務所に所属。16年4月にフジテレビ系「僕のヤバイ妻」でテレビドラマ初出演を果たした。

「元は芸人の父、アイドルの母と同じ土俵で勝負しても勝ち目がないと、両親とは異なる俳優の道を志し舞台公演で俳優デビュー。渡部と福地は自宅が隣接しているので仲がいいことが知られているが、小園は二世タレントだが、仲の良い二世タレントの友人はいないと公言している。父親のことを『ヒロミさん』、母親のことは『松本さん』もしくは『伊代さん』と呼んでいる。母譲りの天然なところもあるなど、かなりマイペースな性格のようだ」(芸能記者)

将来的にどういう俳優像を目指しているのかが気になるところだ。

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