パティオ 6月に大幅リニューアル 「高倉町珈琲」「#ワークマン女子」出店 「居心地のいい空間」へ 駐車場増設や公園整備も

 上越市富岡のパティオは6月、新店舗「高倉町珈琲」と「#ワークマン女子」を相次ぎオープンする。
 高倉町珈琲は「癒しのくつろぎ空間」をコンセプトに、こだわりコーヒーとリコッタチーズのパンケーキが名物のカフェチェーン。昨年11月現在で全国37店を展開しており、本県では新潟市に続いて2店舗目となる。

6月にオープンする高倉町珈琲のイメージ図(パティオ提供)

 #ワークマン女子は作業服の専門店ワークマンが展開する新コンセプトストアで、レディースやユニセックスのアウトドア服などを取り扱う。本県では長岡市に次いで2店舗目。
 パティオは今年、大幅なリニューアルを行う予定で、両店の開店はその一環。パティオ本館の南側に、それぞれ新棟を建てる。延べ床面積は高倉町珈琲が231平方メートル、#ワークマン女子が446平方メートル。

パティオ本館および周辺のリニューアルイメージ(同)

 本館も6月にリフォームする。「居心地の良い空間」をテーマに、外装の色合いを統一。駐車場の増設や、公園の整備なども行う。本館内にも新テナントの開業を予定している。
 株式会社パティオは現在、上越ウィングマーケット全体の約6割を所有。本館だけでなく、エリア全体を「パティオ」として認知されることを目指している。
 同社の植木昌成社長は「バーチャル(の店舗)でできないリアルの空間の魅力が居心地の良さ」と語る。パティオ本館は現在、飲食店やファッション店に加えて、ダンススクールや空手教室など「学び」に関わるテナントもあり、日常空間としての位置付けを進めていきたい考えだ。

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