そり大会や雪遊び 家族連れら満喫 鏡野 4年ぶり恩原高原氷紋まつり

雪だるま作りを楽しむ親子

 第28回恩原高原氷紋まつり(岡山県鏡野町主催)が4日、同町上斎原の恩原高原スキー場で4年ぶりに開かれ、大勢の観光客が雪遊びや地元グルメ屋台など多彩な催しを満喫した。

 雪遊びは、親子がバケツや木の枝、松ぼっくりを使った雪だるま作り、雪の中から景品と交換できる券が入ったカプセルを探す宝探しに挑戦。小学生以下のそり大会もあり、子どもたちが勢いよくゴールを目指した。

 鏡野カレーやアマゴの塩焼き、豚汁など地元の14店が軒を連ねた屋台村も盛況で、家族連れらが冷えた体を温めていた。日没後は約5千発の花火とレーザー光線のショーが夜空を彩り、フィナーレを飾った。

 子ども3人と訪れた会社員男性(51)=岡山市中区=は「よく遊びに来ていたまつりが久々に開かれてよかった。子どもたちも楽しんでいた」と話していた。

 まつりは2020年は雪不足、21年以降は新型コロナウイルス禍で中止となっていた。

© 株式会社山陽新聞社