シーガルズ 今季初3連勝ならず 埼玉上尾に0―3、順位変わらず

第2セット、強打を放つ岡山シーガルズの金田修佳(中央)=埼玉県立武道館

 バレーボールのVリーグは4日、埼玉県上尾市の埼玉県立武道館など行われ、女子で11位の岡山シーガルズは5位埼玉上尾に0―3で敗れ、今季初の3連勝はならなかった。通算5勝14敗(勝ち点18)で順位は変わらなかった。

 シーガルズは第1、第2セットを落とし、第3セットも4―10と先行される苦しい展開。レフト中本のサービスエース、センター川島のブロックなどで反撃を試みたが、17―25で力尽きた。

 首位JTはPFU、2位東レは姫路をそれぞれ3―0で退け、3位久光もデンソーを3―1で破って、それぞれ順位をキープ。4位NECは日立にストレートで敗れ、シーガルズに勝って13勝目を挙げた埼玉上尾が4位に浮上した。

埼玉上尾3―0岡山シーガルズ

25―18

26―24

25―17

 【評】岡山シーガルズは金田、タナッチャら攻撃陣が相手のしつこいマークに苦しみ、セットを奪えなかった。アタック決定率は相手より10ポイントも低い26.0%。7点を追う劣勢から盛り返した第2セットは24―23としながらチャンスをものにできなかった。ブロック得点は3にとどまり、対応が遅れたのも響いた。

 埼玉上尾はラリーに持ち込む粘りを見せ、サンティアゴ、佐藤らが要所で決めた。

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