6日(月)は、昼間は気温が上昇し、広い範囲で3月並みとなる見込み。ただ、日中は過ごしやすく感じられても、朝晩との気温差やなだれなどには注意が必要だ。
北日本でも寒さ緩む
5日(日)は、西日本や東日本を中心に晴れた所が多く、最高気温は東京で12℃まで上がるなど、寒さが和らいだ。一方、北日本では平年並みか下回った所が多くなった。
6日は、北日本でも寒気の流れ込みがやや弱まり、最高気温は仙台で9℃など、3月中旬並みとなる所もありそうだ。昼間はホッとできる感じにはなるものの、朝晩は引き続き冷えるため、一日の中での気温差には注意が必要。また、雪の多い所では雪解けが進むおそれがある。なだれなどにも注意が必要だ。
広く晴れるも、西や北では雨や雪も
本州付近は高気圧に覆われるため、6日の日中いっぱいは晴れる所が多い見込み。ただ、前線が南西諸島付近から北上し、湿った空気が流れ込むため、午後は九州の広い範囲で雨となり、雨あしの強まる所もありそうだ。夜には中国や四国でも雨の所がある予想。
また、北陸から北の日本海側でも気圧の谷の影響で雨や雪が降り、雷を伴う所もある見込み。急な強い雨や雪、落雷や突風などにも注意が必要だ。
(気象予報士・佐々木聡美)