シーガルズ 工夫見られるも2連敗 埼玉上尾に0―3

第3セット、ブロックに跳ぶ岡山シーガルズの宮下遥(14)と及川真夢(8)=埼玉県立武道館

 バレーボールのV1は5日、埼玉県上尾市の埼玉県立武道館などで行われ、女子で11位の岡山シーガルズは4位埼玉上尾に0―3で敗れ、2連敗となった。通算5勝15敗(勝ち点18)。順位は変わらなかったが、トヨタ車体に連勝した10位KUROBEとは3勝差に広がった。

 シーガルズは第1セット、中盤まで競り合ったが14―15から4連続得点を許し、主導権を握られて25―19で落とした。続く第2、第3セットも立て続けに奪われ、2日連続でストレート負けを喫した。

 首位JTはPFUを3―1で撃破。2位東レと3位久光も3―0で勝ち、順位は変わらなかった。

埼玉上尾3―0岡山シーガルズ

25―19

25―22

25―18

 【評】岡山シーガルズは接戦の第2セットを奪えず、力尽きた。このセット、高柳、宮下らが好守を連発し、及川、長瀬らの素早い攻撃で20―21と互角に渡り合ったが最後の詰めが甘かった。サーブレシーブ成功率は相手を上回る64.2%と悪くなかった。バックアタックを7本絡ませるなど工夫も見られたが、攻撃の幅をさらに広げたい。

 埼玉上尾はアタック決定率40.2%。ロゾや内瀬戸の硬軟織り交ぜた攻めが効いた。

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