セレッソ大阪への復帰が発表された元日本代表MF香川真司の会見が2月5日に開催。
この中で、背番号が以前に在籍した時と同じ、セレッソのエースナンバーとして知られる「8番」であることが発表された。
今回は、明治安田生命Jリーグにおいて、10番以外でエースナンバー的な背番号を6つ厳選して紹介する。
セレッソ大阪の「8番」
主な着用選手:
森島寛晃(1997-2008)
香川真司(2009-2010、2023-)
清武弘嗣(2012)
柿谷曜一朗(2013-2014、2016-2020)
乾貴士(2022)
まずは再び香川のもとへ戻ったセレッソの背番号8。
現社長である森島寛晃氏が現役時代に長く背負ったことで特別な番号となり、その後は日本代表クラスの選手たちが受け継いでいる。
鹿島アントラーズの「3番」
主な着用選手:
秋田豊(1997-2003)
岩政大樹(2006-2013)
昌子源(2015-2018、2023-)
伝統クラブということもあり、2番、13番、40番など印象的な背番号は多いが、ここは名センターバックの系譜である3番をチョイス。
ワールドカップ出場選手を次々と輩出し、今年、5年ぶりに復帰した昌子源とともに“常勝軍団”の復活を目指す。
川崎フロンターレの「14番」
主な着用選手:
中西哲生(1997-2000)
中村憲剛(2004-2020)
脇坂泰斗(2022-)
川崎でチームの中心選手になるだけでなく、クラブのフィロソフィーを作ってきた2名のレジェンドが背負った14番。中村憲剛の引退後、1年の空白シーズンを経て、アカデミー育ちの脇坂へと受け継がれた。
2年連続Jリーグベストイレブンに輝いている攻撃的MFには今年も注目だ。
横浜F・マリノスの「23番」
主な着用選手:
仲川輝人(2019-2022)
宮市亮(2023-)
以前はそれほど大きな意味を持たなかったが、2019シーズンのJリーグMVP仲川輝人の活躍により“ニッサン”番号として定着。
仲川の移籍に伴い今年、宮市亮が受け継いだことから、自動車メーカーらしいスピードスターの番号となっていきそうだ。
ガンバ大阪の「7番」
主な着用選手:
遠藤保仁(2003-2020)
宇佐美貴史(2023-)
宮本恒靖や山口智、シジクレイ、丹羽大輝、そして現在は三浦弦太がつける5番も捨てがたいものの、今年はやはり7番。
遠藤保仁があまりに偉大だったため、遠藤の退団以降空いていた番号を今季から背負う宇佐美貴史は「誰にも譲りたくなかった」と語っている。
サンフレッチェ広島の「11番」
主な着用選手:
藤本主税(2000-2002)
佐藤寿人(2005-2016)
満田誠(2023-)
佐藤寿人が退団して以降ずっと空白だった広島の11番。プロ2年目でこの番号を背負うことになったのは、昨年のE-1選手権で日本代表デビューを飾ったアカデミー出身の満田誠だ。
風間八宏、森崎和幸、川辺駿らが背負った8番を今季からつける23歳の川村拓夢とともに、広島のニュースターたちに期待が集まる。
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なお、永島昭浩や播戸竜二、大久保嘉人のつけた「ヴィッセル神戸の13番」も取り上げたかったが、今季開幕時点では引き続き空き番号となりそうだ。