「パラグライダーが海に落ちた」1人で操縦していた男性(80)が墜落し死亡 飛び立った場所から数十メートルの海上 

5日午後、福山市でパラグライダーが海に墜落する事故がありました。この事故で、パラグライダーを操縦していた80歳の男性が死亡しました。

事故があったのは、福山市柳津町の慶應浜の沿岸です。

警察と消防によりますと、5日午後3時前、「パラグライダーが海に落ちた」と通報がありました。民間の船が、陸から数十メートルの海上で、墜落したパラグライダーと男性を発見し、引きあげたということです。

この事故でパラグライダーを操縦していた、愛媛県今治市の無職・神野精一さん(80)が心肺停止の状態で福山市内の病院に運ばれましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。

死因は溺死でした。

神野さんは、エンジンがついたモーターパラグライダーを1人で操縦していたということで、警察は神野さんが、近くの広場から飛び立ったあと海に墜落したとみています。神野さんはパラグライダーの操縦経験があるということで、この日は仲間数人と広場を訪れていたということです。

警察が事故の詳しいいきさつを調べています。

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