6日(月)全国的に気温上昇 3月並みの所も

 6日(月)は、全国的に気温が高く、3月並みの所も多くなる見込み。中国四国~東日本を中心に晴れるが、九州では午後から雨が降るほか、北日本でも、朝晩は雪や雨が降る所がありそうだ。

西日本~東北で気温上昇 なだれに注意

 6日(月)は、朝は各地で冷え込みが強まったが、昼間は、上空に暖かい空気が入るため、西日本~東北を中心に気温が上昇する見込み。各地の最高気温は、名古屋や東京は13℃、仙台は10℃、新潟は9℃、青森は5℃の予想で、3月上旬~中旬並みになりそうだ。積雪の多い地域では、なだれや屋根からの落雪などに注意が必要だ。

広く晴れるも九州は午後から雨 北日本は雪や雨の所も

 6日(月)の明け方には、東シナ海~南西諸島付近に前線が進み、沖縄地方は雨が降っていて、強く降った所もあった。今夜までに前線上に低気圧が発生する見込み。広い範囲で晴れるが、九州では、午後は次第に雨が降り出し、7日(火)の午前中にかけては、九州南部や奄美では、局地的に雷を伴って激しく降るおそれがある。

 また、北日本の日本海側は、気圧の谷や寒気の影響で、雷が発生し、雪が強まった所があった。朝晩は雪や雨が降る所があり、北陸や東北の日本海側を中心に落雷や強い雪にも注意が必要だ。

今週は短い周期で天気と気温が変化 10日(金)は関東で雪の可能性も

 今週は、短い周期で天気が変わり、気温の変化も大きくなりそうだ。7日(火)は、南岸を進む低気圧や前線の影響で、西・東日本の太平洋側を中心に雨が降り、山沿いでは雪が降る所がある見込み。8日(水)は一時的に冬型の気圧配置になるため、日本海側を中心に雪や雨が降り、10日(金)~11日(土)は、再び南岸低気圧の影響で、広く雨や雪が降りそうだ。10日(金)は、関東で雪が降る可能性があり、最新情報に注意したい。気温は平年より高い日が多くなるが、10日(金)は、関東を中心に真冬の寒さが戻るため、寒暖の差にも注意が必要だ。

(気象予報士・大隅智子)

© 株式会社ウェザーマップ