【年越しキャンプレポート】ふもとっぱら〜ほったらかしキャンプ場をはしご!混雑状況や気温は?

年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?自宅や実家でゆっくりするのも最高ですが、せっかくの大型連休、キャンパーならキャンプで年越ししてみるのはいかがでしょうか?今回は3泊4日で「ふもとっぱら」〜「ほったらかしキャンプ場」に年越しハシゴキャンプしてきた様子をレポートさせていただきます。

ふもとっぱら・ほったらかしキャンプ場をはしご!3泊4日の年越しキャンプのスケジュール

筆者撮影

筆者の年越しハシゴキャンプの旅程はこちら。

  • 「ふもとっぱら」チェックイン
  • 「ふもとっぱら」チェックアウト

寄り道1:道の駅 朝霧高原
寄り道2:洪庵キャンプ場
寄り道3:甲州市勝沼ぶどうの丘

「ほったらかしキャンプ場」チェックイン

  • 終日「ほったらかしキャンプ場」
  • 「ほったらかしキャンプ場」から初日の出

「ふもとっぱら」

「ほったらかしキャンプ場」

【1日目】年末ふもとっぱらの混雑状況・飲食施設の営業・気温は?

筆者撮影

8時半からチェックインできるふもとっぱら、関西在住の筆者はのんびりと昼前にチェックインしました。

以前年末に8時半目指して訪れた際は、受付待ちの渋滞ができていましたが、今回はスムーズに入場。

筆者撮影

筆者は犬連れなので、なるべく混雑地帯を避け、「J」のあたりに設営。

東京農業大学の農場が近いので、風向きによっては堆肥の匂いがする場所ですが、この日は日中風は穏やかで気になりませんでした。

筆者撮影

フリーサイト「J」付近から農場(たまに牛が歩いてました)を挟んで富士山が望めます。

一番近い富士山トイレはコンテナタイプでエアコンも完備。快適でした。

混雑状況

筆者撮影:草原中央トイレより

今年は29日に訪れたからか、以前30日から年越しキャンプをした際より空いている印象でした。

筆者撮影

ただ、翌日は早朝から次々と車両が入場してきており、受付にも長蛇の列ができていたので、30日から本格的に混みあってくる印象です。

場内の飲食施設など:アツアツのおでんも!

筆者撮影
筆者撮影

金山テラスや移動販売のクレープ屋さんも出店しており、その気になれば場内の施設で飲食がまかなえます。

筆者撮影
筆者撮影

なかでも金山キッチンにて販売していた、静岡おでんは魅力的でした、、、!

21時まで営業しており、ふらっと立ち寄った筆者は思わず買ってしまいました。

ちなみに熱燗も販売しており、おでんも鍋持参OK。ストーブで温めながら長く楽しめるスタイルでした。

寒空の下で食べるおでん、、、格別ですよね。

筆者撮影

売店(牛舎)近くのセンターハウスにはラーメンやスイーツなどを購入できる自販機も設置してあります。

余談ですが、“ライトどらサンド”というお菓子、棋士の藤井竜王が対局時におやつとして食べた“どらサンド”のライト版。

富士宮の老舗和洋菓子店「もちのき」さんで販売されてます。

気温

筆者撮影

最高気温は8℃ほどで一日中晴れており、池は凍ってますが良い陽気でした。

日中は軽装で過ごせました。

筆者撮影

朝はマイナス8℃まで冷え込み、夜のうちから給水させていたお米に氷が張ってました。

火の取り扱いに注意!キャンプ場ボヤに遭遇

筆者撮影

年末は天気に恵まれたこともあり、空気がよく乾燥してました。

火事に気を付けるよう場内アナウンスされていた最中の出来事。場所も近かったので少し焦りましたが、この後すぐ消火されました。

連日小規模の火災やボヤ騒ぎがおきていたそうです。焚き火など、火を使う際は十分注意しましょう。

【2日目】ふもとっぱら→ほったらかしキャンプ場へ!寄り道しながら静岡〜山梨ドライブ

「ふもとっぱら」から「ほったらかしキャンプ場」にかけて、寄り道スポットもたくさん。

「道の駅 朝霧高原」

筆者撮影

まず、立ち寄ったのは「道の駅 朝霧高原」。ふもとっぱらから車で10分ほどの距離です。

野菜や酒類の他にベーコン、ソーセージ、チーズ、アイスなど牧場近くならではの品が販売されています。

道の駅 朝霧高原

  • 住所:〒418-0101 静岡県富士宮市根原字宝山492-14
  • TEL:0544-52-2230
    【売店・アイス工房】
    8:00~17:00
    【食堂】
    8:00~17:00(LO16:30)

「洪庵キャンプ場」

筆者撮影

少し道は外れますが、洪庵キャンプ場も道中にあります。
売店目的で寄りました。ちょうどチェックイン前でこちらもふもとっぱら同様、受付待ちの渋滞に。「ゆるキャン△」の聖地だけあって、売店の一角がゆるキャンコーナーになってました。

洪庵キャンプ場

  • 住所:〒409-3104 山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926
  • TEL:0556-38-0117
    【売店】
    8:00~20:00

「甲州市勝沼 ぶどうの丘」

筆者撮影

最後に立ち寄ったのは「甲州市勝沼 ぶどうの丘」。ここからほったらかしキャンプ場まで車で25分ほどです。

周辺にワイナリーは点在していますが、年末年始営業しているこちらに立ち寄りました。

売店以外にも温泉やレストランなど、一日楽しめそうな場所でした。

甲州市勝沼 ぶどうの丘

  • 住所:〒409-1302 山梨県甲州市勝沼町菱山5093
  • TEL:0553-44-2111
    【売店】
    8:00~20:30
筆者撮影

そして、ほったらかしキャンプ場へチェックイン。

写真はハナレサイトからですが、2年前には崖だった場所がサイトになっており変化の早さに驚きました。

【3日目】ほったらかしキャンプ場で年越し!混雑状況・飲食施設の営業・気温は?

筆者撮影

大晦日のほったらかしキャンプ場。

筆者は友人夫婦が獲得してくれた予約に便乗させていただきました。

混雑状況

筆者撮影

ハナレサイトは広いので、テント二張り+ワンボックスカーが収まりました。さすがに車2台までは入りませんが、近くの駐車スペースへ停められます。

年末に限らずですが、予約が取りづらいほったらかしキャンプ場。サイトはしっかり埋まっていました。

ただ、プレオープン中だからか、新しくできたソロ専用サイト「ぼっちサイト」には空きがあるようでした。

筆者撮影
筆者撮影

ほったらかしキャンプ場には2泊しましたが、2〜3区画ほど、ぼっちサイトは空いた状態でした。

筆者撮影

こちら、隣接する「ほったらかし温泉」駐車場の31日の様子。

温泉内、売店も賑わっており、温玉揚げを買うのに15分ほど並びました。

筆者撮影

また、この日の夜に「初日の出入浴」の整理券も配っており、こんな感じで車が並んでました。

配布開始の一時間前の様子です。

場内の飲食施設など:カフェの営業もあり

筆者撮影

場内施設もしっかり営業しており、ふもとっぱら同様手ぶらでも飲食が何とかなるレベルです。

筆者撮影
筆者撮影

頂上の「カフェ山歩」から見る夜景は格別ですよ。

気温

筆者撮影

早朝の気温はマイナス6℃まで冷え込みました。

ただ、終始天候に恵まれていたことと、風があまり吹かなかったこともあり、気温でみるよりは快適な年越しキャンプでした。

犬連れの筆者は就寝時はストーブは付けず、モンベルの寝袋「バロウバッグ#0」に薄い毛布+湯たんぽ+カイロという装備で快眠できました。

このあたりはかなり個人差がでるので参考まで。

【最終日】富士山と初日の出は年越しキャンプの醍醐味!ほったらかしキャンプ場からの眺めは格別

筆者撮影

年越しキャンプの醍醐味ともいえる初日の出!

今年の元旦は雲一つない快晴で絶好の初日の出日和でした。

筆者のいたハナレサイトからは日の出が見づらいので、早朝より移動開始。

日の出時間から遅れること15分ほど、山間から日の出が拝めました。

基本的にどこからでも富士山ビューが楽しめるほったらかしキャンプ場。

初日の出をサイトから見たい場合は、

  • 区画サイト
  • ダイノジサイト
  • 横浜サイト
  • デッキサイト
  • 頂上サイト
  • ほったらかしサイト②

あたりが見やすいかと思います。せっかくならサイトでのんびりと初日の出をみるのも贅沢ですからね。

その後はのんびりと朝ごはんを食べ、撤収、ほったらかしキャンプ場を後にしました。

「葡萄工房 ワイングラス」へ寄り道

筆者撮影

最後にもう一ヵ所だけ寄り道。

ワイングラス館という施設が元旦も営業していたので立ち寄ってみました。

葡萄工房 ワイングラス

  • 住所:〒409-1304 山梨県甲州市勝沼町休息17094
  • TEL:0553-20-4681
    【売店】
    9:30~17:30

カフェやキャンドル体験なども行っているようで家族連れにも良さそうな感じでした。

筆者撮影

ちなみにわんこも抱っこで入店OKです!

一度は体験してみたい年越しキャンプ!憧れのふもとっぱら・ほったらかしキャンプ場で年末年始を迎えよう

筆者撮影

ふもとっぱら、ほったらかしキャンプ場とも予約が取りづらく、年末年始という時期もあり、いつものキャンプよりハードルは高いかもしれません。
しかし、この感動とワクワクを覚えてしまうと毎年行きたくなってしまう魅力があります。

また、長距離移動の場合、車の渋滞が心配ですが、12/29や1/1は意外と交通量は少なく、関西から旅した筆者は一度も渋滞にははまりませんでした。
道中のサービスエリアも年末年始独特の賑わいがあって楽しかったですよ。

キャンプ場の雰囲気も普段のふもとっぱら・ほったらかしより落ち着いている印象でした。
年末年始+極寒なので慣れているキャンパーばかりだからでしょうか。

一年をキャンプで締めて、新年をキャンプで迎える。一度体験してみるのはいかがでしょうか?

© ハピキャン