アンセルがメキシコ勢2人目のアジアンツアー制覇 香妻18位 金谷35位

アンセルが初日から首位を守る完全優勝(提供:アジアンツアー)

◇アジアンツアー◇PIFサウジインターナショナル powered by ソフトバンクインベストメントアドバイザーズ 最終日(5日)◇ロイヤル グリーンG&CC (サウジアラビア) ◇7048yd(パー70)

アジアンツアーのシーズン開幕戦はアブラム・アンセル(メキシコ)が初日から首位を守る完全優勝を飾った。後続に2打差のスタートから3バーディ、1ボギーの「68」でプレー。通算19アンダーまで伸ばし、昨季PGAツアー新人王のキャメロン・ヤングを2打差で振り切った。

昨年6月に「LIVゴルフ」に移籍したアンセルにとっては、松山英樹らとのプレーオフを制した2021年8月「WGCフェデックス セントジュード招待」以来の主要ツアーでのタイトル。「自分としても初めての完全優勝。4ラウンドを通して、いい精神状態でプレーできた」とうなずいた。アジアンツアーでのメキシコ勢の優勝は、1995年にフィリピン開催の「カンルーバンクラシック」を制したカルロス・エスピノーサに続く2人目だった。

日本勢は香妻陣一朗が5バーディ、2ボギーの「67」で回り、8アンダー18位でフィニッシュ。「67」の金谷拓実は5アンダー35位で終えた。

「LIVゴルフ」から続々と参戦したビッグネームではパトリック・リードが7アンダー25位、セルヒオ・ガルシア(スペイン)とヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が6アンダー28位、ブルックス・ケプカは3アンダー46位だった。

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン