西肥バス 一部区間を10~90円値上げ 乗客減、燃油高で4月1日から

 長崎県佐世保市の西肥自動車(西肥バス)は、新型コロナウイルスによる乗客の減少やガソリン代の高騰などを踏まえ、一部区間の運賃を4月1日から最大90円値上げすると発表した。値上げは、消費税増税に伴う税率転嫁を除き、2016年4月以来。
 値上げの対象となるのは、同市内の南部、北部、相浦方面と市中心部を結ぶ一部の区間で上げ幅は10~90円。主な区間では大野-島瀬町、京町、戸尾町、佐世保駅前は50円増の280円に、新田団地(母ケ浦経由)-島瀬町、京町、戸尾町、佐世保駅前は90円増の510円などとなる。
 また、運転士不足に伴うダイヤの見直しも4月に予定しており、3月上旬をめどに同社のホームページで知らせる。


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