板橋区の「旧粕谷家住宅」で築300年の記念イベント

東京都の有形文化財に指定されている板橋区の旧粕谷家住宅が築300年を迎え、その記念イベントが行われました。

板橋区の住宅街にたたずむ一件の古民家。旧粕谷家住宅です。300年前の1723年に現在の板橋区徳丸に建てられ、木造平屋建てのかやぶき屋根が特徴です。都内では珍しい移築せずに残り続けている建築物のため、歴史的価値が高いことから2018年に、都の有形文化財として指定されました。2月4日、築300年を祝うイベントが開かれ、朝から多くの人が貴重な古民家の歴史と触れ合いました。会場では、江戸時代の生活を子どもたちにも体験してもらおうと、ライターやマッチなどを使わずに火を起こす特別プログラムも実施され、参加した子どもたちは悪戦苦闘していました。

旧粕谷家住宅は見学無料で午前9時半から午後3時半まで公開しています。

© TOKYO MX