6日（月）午後から夜にかけては、東北で雪や雨の降る所がある見込み。また、西日本の太平洋側でも、今夜にかけて雨の範囲が広がりそうだ。今週は全国的に天気が小刻みに変化して、東日本を中心に気温の変化が大きくなる見通し。10日（金）には、東京など関東で雪の降る可能性がある。

金曜日　関東は雪の可能性

　6日（月）は東北や西日本で天気の崩れる所があるが、全国的には平年の気温を上回る地域が多い。東北や東日本は3月上～中旬並みの所があるため、積雪の多い地域はなだれに注意が必要となる。あす7日（火）は関東から西日本にかけて、すっきりしない天気が続き、関東は夜に雨が降りやすい見込み。なお、東北から東日本で、この時季としては気温の高い傾向が続きそうだ。

　8日（水）は寒気の影響で日本海側で雪や雨の所が多く、9日（木）も北日本の日本海側で雪の降る所がある見込み。東日本は8～9日にかけて寒くなるが、このタイミングで10日（金）にかけて、降水域が広がり始める予想となっている。東京など関東は内陸を中心に、特に降り始めは雪の可能性があるので注意が必要だ。降水がどのくらい長く続くか、あるいは気温変化によって状況が大きく異なってくるので、今後の気象情報に注意が必要となる。

（気象予報士・高橋和也）