職員26人のうち22人が地元採用 保険代理店NHSの壱岐コールセンター開所

開所式であいさつする樋口社長=壱岐市、壱岐の島ホール

 生命保険・損害保険代理店業務を行うNHS(東京)の壱岐コールセンターが1日、長崎県壱岐市郷ノ浦町に開所し、同町の壱岐の島ホールで開所式があった。
 県と市、産業振興財団が誘致し、県内では長崎、諫早、佐世保に次ぐ4番目の拠点。職員26人のうち22人が地元採用となった。
 開所式には県や市などの関係者23人や職員らが参加。樋口公裕社長は同センターについて「中長期戦略において重要な戦略拠点の一つ。さらなる成長に欠かせず、大きな期待を寄せている。皆さまに愛され、支持される拠点を築き上げていきたい」とあいさつした。
 河内山晃平センター長(40)は「コールセンターの皆さまには新しいことにチャレンジできると前向きな気持ちで取り組んでほしい。決して諦めず不可能の向こうに可能があることを信じ、少しずつでも着実に前に進む」と誓った。
 同センターは76席を用意しており、今後も雇用を増やす予定。

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