河口に浮いていたクジラの死骸 近くの砂浜に埋設する準備が始まる 宮城・石巻市

宮城県石巻市の北上川河口に打ち上げられた死んだクジラについて、市は6日から埋却の準備を始めました。

4日午後3時ごろ、石巻市の北上川の河口の砂浜に打ち上げられた死んだクジラについて、石巻市は波の影響を受けない近くの砂浜に穴を掘り埋却する方針です。

6日から埋却へ向けた準備作業が始まっていて、午前中は周辺にオイルフェンスを設置する作業が行われました。クジラの脂などが海に流れ出て、養殖しているワカメなどに影響が出るのを防ぐためだということです。

市では、早ければ7日にも埋却作業を終えたいとしています。

クジラの一部は既に腐敗が始まっていて、体の中にガスがたまり爆発する危険性もあるため、市では現場周辺に近づかないよう呼び掛けています。

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