WHILL、外出情報等を共有できるファミリーサービス提供開始

WHILL株式会社(以下、WHILL社)は、プレミアムなサービス「WHILL Premium Care」に含まれている、外出情報共有サービス「WHILL Family Service」を提供開始する。2月3日付のプレスリリースで明かした。

超高齢化社会を背景に、運転免許返納者は年間約60万人※1 に上る。一方で、免許を返納した親をもつ男女に聞いた調査※2 によると、親のその後の生活や身体状況を気にする人が多く、約7割が「親には外出をしてほしいが、一人での外出は心配」と回答した。また、約8割が「親にはいつまでも元気に暮らしてほしい」と答えている。

※1 警察庁『運転免許統計』(令和3年版)

※2 免許返納後の親をもつ男女 100ss 全国 オンライン調査 2022年8月実施

「WHILL Premium Care」は、「WHILL Model S」だけのプレミアムなサービスだ。保険やロードサービス、メディカルアシストがセットとなった既存のサポートサービス「WHILL Smart Care」と「WHILL Family Service」を併せて提供する。価格は2万6400円(税込、年間契約 月当たり2200円)だ。

「WHILL Family Service」では、アプリ上でバッテリー残量や位置情報などの機体情報を確認でき、日々の外出履歴が自動で記録される。一連の情報は、本人だけでなく家族とも共有できる。万が一機体が転倒してしまった場合などの安全に関わる通知設定も可能で、もしもの際はいち早く家族に連絡が届く。なお、WHILL社は、今後近距離モビリティWHILLと関連サービスの展開を通じ、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」ことを目指すと述べている。

© 株式会社自動車新聞社