倉敷中央高生の「感謝」を満載 水島臨鉄「ありがとう列車」運行

さまざまな「ありがとう」を伝えるメッセージが飾られた車内

 倉敷市内を走る水島臨海鉄道が「ありがとう列車」と銘打った車両を運行している。地元高校生が周囲への感謝をつづったメッセージを車内に飾り付けており、乗客が「ほっこりする」と見入っている。14日まで。

 沿線にある倉敷中央高(同市西富井)の生徒有志が、バレンタインシーズンに合わせ「好意」ならぬ「感謝」を伝えようと企画。家族や友人らに向け、ハートや花束の形の紙に「ママのご飯は世界1!!」「おじいちゃんおばあちゃんずっと元気でいてね」「困った時声をかけてくれてうれしいよ!」などと手書きしている。

 色とりどりのオーナメントもつるして華やかに演出したほか、「ありがとう」の文字を入れたヘッドマークもデザインし、車両前後に取り付けた。

 「心温まる場になれば」と2年女子(17)。運行時刻は同鉄道のホームページで確認できる。

ヘッドマークにも感謝の言葉を入れた

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