メルペイ不正利用 「バーコード生成役」を全国初摘発 神奈川県警など疑いの中国籍の男逮捕

神奈川県警

 中国人グループによるスマートフォン決済サービス「メルペイ」の不正利用事件で、神奈川など8県警合同捜査本部は6日、不正アクセス禁止法違反や詐欺の疑いで、東京都港区白金台2丁目、中国籍で日本語学校生の男(29)を逮捕した。この事件での逮捕者は13人となった。

 同容疑者は不正取得した他人のIDやパスワード情報を使って、電子決済用のバーコードを生成していたとみられる。神奈川県警サイバー犯罪捜査課によると、「バーコード生成役」の摘発は全国で初めてという。合同捜査本部では加熱式たばこを購入するため、指示役や買い子役に何らかの方法でバーコードを送っていたとみている。

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