共通テスト2023平均点の最終集計を発表 科目別では世界史Aや生物、物理基礎が過去最低

2023年の大学入学共通テスト、各教科・科目の平均点

 大学入試センターは2月6日、大学入学共通テストの平均点の最終集計を発表した。世界史A、政治・経済、生物、物理基礎の4科目は、前身の大学入試センター試験を通じて過去最低となった。理科の専門科目は得点調整後の平均点。

 各科目の平均点は、100点満点の科目では、英語・リーディングが53.81点、英語・リスニングが62.35点。数学は数Ⅰ・Aが55.65点、数Ⅱ・Bは61.48点など。

 地理歴史は、世界史B58.43点、日本史B59.75点、地理B60.46点。公民は、現代社会59.46点、倫理59.02点、政治・経済50.96点、倫理、政治・経済60.59点。理科の専門4科目は、物理63.39点、化学54.01点、生物48.46点、地学49.85点だった。

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 200点満点の国語は105.74点。50点満点の理科の基礎4科目は、物理基礎28.19点、化学基礎29.42点、生物基礎24.66点、地学基礎35.03点となった。

 出願者51万2581人のうち、追試験と再試験を含む総受験者数は昨年より1万4332人減の47万4051人で、受験率は92.48%だった。

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