県議選立候補予定者説明会始まる 3会場に集約 岡山は36陣営

岡山会場を皮切りに始まった県議選の立候補予定者説明会=県庁分庁舎

 岡山県議選(3月31日告示、4月9日投票)を控え、県選管は6日、立候補予定者を対象にした説明会をスタートさせた。議員の「なり手不足」を背景に今回から3会場に集約して実施。初日は県庁分庁舎(岡山市中区古京町)で開き、主に県南部の選挙区から36陣営が出席した。

 説明会はこれまで、全19選挙区のうち岡山市関係の4選挙区を合同で、他は選挙区ごとに行い、計16会場で開いていた。参加が低調な会場も多く、県選管は実務効率化の観点から岡山、倉敷、津山市の各会場に絞って実施することとした。

 初日の岡山会場に出席したのは現職28、元職2、新人4、非公表2の各陣営。立候補を予定する選挙区以外の会場への参加も受け付けており、倉敷市を含めた県西部からの出席も目立った。

 説明会では県選管職員らが立候補届け出や選挙運動の注意点を説明。県選管の担当者が「ルールを十分確認し、選挙の適正な執行に協力を」と呼びかけた。8日に県備中県民局(倉敷市羽島)、10日に県美作県民局(津山市山下)で開く。

 岡山会場に出席した陣営の選挙区別の内訳は次の通り。かっこ内は定数。

 岡山市北区・加賀郡(8)9▽同市中区(4)5▽同市南区(4)4▽同市東区(3)3▽倉敷市・都窪郡(14)3▽備前市・和気郡(2)3▽玉野市(2)2▽笠岡市(2)1▽井原市・小田郡(2)1▽総社市(2)1▽瀬戸内市(1)1▽赤磐市(1)1

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