きょう7日(火)は東日本や西日本を中心に曇りや雨とスッキリしない天気となりそうだ。
　ただ、気温は高く、各地で3月並みとなる見込み。東北や北陸でも平年を上回る気温となるため、多雪地はなだれや落雪などに注意が必要となる。

雲が主役

　午前5時現在、西日本の太平洋側を中心に雨雲がかかっている。
　これは南の海上を進む前線や低気圧に伴うもので、このあと雨雲は次第に東へ進む見込み。

　このあとも九州や四国では断続的に雨となり、雷を伴う所もありそうだ。
　その他の地域に関しては、雨雲自体は主に海上を進む見込みだが、前線の北側の雲がかかるため、西日本や東日本の太平洋側はスッキリしない天気となる見込み。
　雨マークがない所もにわか雨があり、関東は夜には雨になる所があるため、雨具を準備しておきたい。
　北日本や北陸は比較的、晴れ間があるが、朝晩を中心に所々でにわか雨がありそうだ。

雪解け進む気温　なだれ・落雪に注意

　日中の気温はきのうと比べると高い所、低い所それぞれだが、東日本や東北を中心に3月上旬から中旬並みの気温となりそうだ。
　最高気温は東海や関東では14℃前後、北陸や東北南部でも10℃前後まで上がるため、多雪地はなだれや落雪などに注意が必要となる。
（気象予報士・多胡安那）