北・東日本 9日(木)にかけて気温下がる 10日(金)は関東で雪の可能性も

 7日(火)午後も、太平洋側を中心に雲が広がり、雨の降る所がある見込み。気温は高めで、東北や東日本は3月並みまで上がるため、積雪の多い地域はなだれや着雪に注意が必要だ。なお、あす8日(水)以降は、北・東日本で気温が下がり、10日(金)は東日本の内陸を中心に雪の降る可能性がある。

10日(金)の天気に注意

 7日(火)午後は関東から西で、すっきりしない天気が続く見込み。西日本の雨は昼過ぎから止む傾向にあるが、関東や東北南部は今夜以降、雨や雪の降る所がありそうだ。8日(水)は寒気の影響で、北陸から北の日本海側は雪や雨の所が多く、9日(木)も日本海側は北日本を中心に雪の降る所がある見込み。北・東日本にかけては、真冬並みの寒さが戻りそうだ。

 今週は天気の変化が早く、9日(木)夜以降は、九州など西日本で降水域が広がり出す見込み。関東など東日本の太平洋側でも、10日(金)の早い時間から雪や雨の降り出す所が多くなりそうだ。西日本の山地や東日本の内陸を中心に、降り始めは雪の可能性があるので注意が必要となる。低気圧の発達具合によって、雪と雨の境目が複雑に変化する可能性があるため、今後の気象情報に注意が必要だ。

(気象予報士・高橋和也)

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