「実写化のクオリティが高すぎる」と放送されるたび話題になる、高橋一生さん主演のドラマ『岸辺露伴は動かない』(NHK)。原作のファンからは、独特なセリフ表記が「字幕」表示に再現されているとして注目を集めています。
高橋一生さん主演のドラマ『岸辺露伴は動かない』(NHK)は、漫画家・荒木飛呂彦先生が手掛ける同名のマンガが原作の人気ドラマです。
作品全体のクオリティの高さがネット上でもたびたび話題になる本作。特にファンの間では、原作に対するリスペクトが垣間見える「字幕」表示に注目する声が上がっています。
Blu-ray『岸辺露伴は動かない』
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「ジョジョ色」満載の字幕!荒木節を忠実に再現
本作の主人公である岸辺露伴はもともと、マンガ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』に漫画家として登場するキャラクター。
『岸辺露伴は動かない』は、マンガのネタ集め旅で彼が見聞きした見聞録集という設定のもと描かれた作品です。初めてドラマ化されたのは2020年の12月。以降は毎年連続で数話ずつ制作されています。2022年末にも第7話と第8話が放送されると、ネット上の視聴者からは「実写化のクオリティが毎度高すぎて最高」といった声が上がっていましたが、注目したいのは“字幕”。
テレビの“字幕”モードにすると表示される字幕のセリフが原作に忠実だと話題になっているのです。
Blu-ray『岸辺露伴は動かないⅡ』
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同作は過去の放送時の字幕表示で「再試み」と書いて「さいトライ」と読むなど原作マンガ特有のセリフ表記が再現。
さらに原作上で「久しぶりに『動きだした』気がするよ……」と話すシーンではドラマでも“動きだした”の個所にカギカッコが。また、「マンガを描いていると思っていたのかァーッ」というシーンでは“かァーッ”と語尾をしっかり再現。原作の荒木節に忠実な字幕となっているのです。
これにネット上は「相変わらず完璧な字幕」「字幕をつけると原作の風味が増して楽しく観れる」「字幕で観たら見事に露伴だった」など圧倒的な支持を得ていました。
またこれまで本作を観たことがなかった人からも、「初めて観たけど思いがけずおもしろい」「ジョジョ知らなくても楽しめる」と好評な様子。2023年5月26日には実写映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の公開も決定しており、ますます人気が高まっています。なおドラマ第1期から最新作の第3期までは、AmazonのPrime Videoでも配信中。第1話~第6話であれば日本語字幕にも対応しています。まだ視聴したことのない人やもう一度観返したい人は、ぜひチェックしてみてください。■ドラマ『岸辺露伴は動かない』第3弾に歓喜!「“大人気ない岸辺露伴”が楽しみ」新ビジュアルには仕掛けも?
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