<レスリング>トルコの大地震で7人のレスリング選手が死亡…UWWが深い哀悼の意

 

 世界レスリング連盟(UWW)は2月6日、公式ホームページ上で、6日午前にトルコ南東部で発生した大地震で、現段階までに7人のトルコ選手の死亡を確認。カフラマンマラシュで行われていた「12 フェブルアリー国際大会」に出場していたフランス、コソボ、ウズベキスタンのチームが避難したことを明らかにした。

 世界の主要メディアの報道によると、現地時間の午前4時過ぎ、カフラマンマラシュ州を震源とする大きな地震が発生。地震の規模を示すマグニチュードは7.4~7.8。シリアでも被害があり、両国で4300人以上の死亡が確認された(日本時間7日正午現在)。多くのビルが倒壊し、爆発的火災なども発生していることから、被害者数はさらに増えそう。

 UWWのネナド・ラロビッチ会長は「地震が多くの命を奪い、壊滅的な打撃を受けていることが伝わっています。多くの犠牲者の中に7人の勇敢なレスリング選手がいることを深く悲しんでいます。被災に遭われた家族のために祈り、レスリング ファミリーは、この困難な時期にトルコとシリアの人々に私たちの力と支援を送りたいと思います」とコメントした。

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