きのう(6日)夜、広島市のマツダスタジアム近くで、工場兼住宅などを全焼する火事がありました。けが人はいませんでした。
消防によりますと、きのう午後10時20分ごろ、広島市南区南蟹屋で付近の住民から「爆発音があって煙と火が見える」などと通報が相次ぎました。
記者
「火災はマツダスタジアムのすぐ近くで起きました。外には多くの住民が出てきています」
付近の住人
「とにかく一回目(爆発音が)バーンといって、大きな音だった爆弾でも落ちたのかと思った」
消防車24台が消火にあたり、火はおよそ10時間後の7日午前8時すぎに消し止められましたが、この火事で、1階が砥石工場で2階が住宅となっている建物と、倉庫2棟が全焼しました。
この工場兼住宅に1人で住む男性を含め、けが人はいませんでした。警察と消防は1階が火元とみて、火事の原因を調べています。
現場はマツダスタジアム近くの住宅などが立ち並ぶ地域で、あたりでは一時、信号が消えるなどの停電も発生。
警察が発電機を稼働させて信号機を動かすなどの対応に追われました。