平成時代同メロ異詞で唯一のベスト10song「明日への扉VS旅立ちの日に」あなたはどっち?

2006年にリリースされた川嶋あいの「旅立ちの日に…」は、定番の卒業ソングとして広く知られており、全国の中学、高校の卒業式で歌われている。
10代の方は卒業式で歌ったことがあり、卒業ソングとして認知しているのではないだろうか。

一方で、2003年にリリースされた音楽ユニットI WiSHの「明日への扉」は、ボーカルを務めた川嶋あいの実質的なデビュー曲。
恋愛バラエティ番組「あいのり」の主題歌に起用され、当時の視聴率は20%近く。青春真っ只中を過ごした30代以上の方にとっては、思い出の曲となっているだろう。

この「旅立ちの日に…」と「明日への扉」は、実は同一メロディで歌詞違いの楽曲。その上、この2曲はどちらともヒットしているという稀有な楽曲となっている。そこでこの2曲のどちらを知っているのかについて、年代別100人にアンケートを取ったところ以下の結果となった。

10代にとっては「旅立ちの日に…」の方が80%以上に選ばれる結果となった。やはり定番の卒業式ソングとして認知されていることがわかる。

30代以上にとっては「明日への扉」の方が90%以上に選ばれる結果となった。「あいのりで聴いていた」というコメントが多数あり、この年代にとっての青春ソングとしての位置づけになっていることが判明した。

アンケートの結果、卒業ソングの定番曲「旅立ちの日に…」と恋愛ソングの定番曲「明日への扉」は、世代によって全く違う想い出があることがわかった。

一方で、10代でも「明日への扉」を知っていると答えた割合は70%、30代以上で「旅立ちの日に…」を知っていると答えた割合は65%と、認知率はどちらの世代でも過半数を超えている。どちらの楽曲も世代を超えて愛されていることが証明されたのではないだろうか。

【調査概要】
調査テーマ :川嶋あいの楽曲に関する調査
調査対象 :12~18歳の男女/30~49歳男女
調査期間 :2022年12月10日(土)~ 12月12日(月)
調査方法 :WEBアンケート調査
有効回答人数 :各年代 100名

© 株式会社ジェイプレス社