今度はノコギリザメ 県内で水揚げ 展示中 魚勢上越店

 さかなや魚勢上越店(上越市五智国分)は7日から、県内で水揚げされたノコギリザメを展示している。5日仕入れた筒石(糸魚川市)産のイシナギとともに、11日ごろまで展示する予定。

のこぎり状のくちばしが特徴のノコギリザメ

 ノコギリザメは日本各地の沿岸の水深800メートルより浅い海底に住み、ノコギリ状態のくちばしを使い、海底の小動物や魚を食べる。展示しているノコギリザメは長岡市寺泊の沖で漁獲されたもので、体長112センチ、重さは4・6キロ。
 同店によると、身はかまぼこなどの材料になるが、商品価値は乏しいため「展示して、来店客に海の生き物への関心を持ってもらいたい」としている。

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