真庭市の建具メーカー・佐田建美（佐田時信社長）は、自宅の庭などで楽しんでもらおうと、岡山県産の木材を使ったサウナの製造・販売に乗り出しました。
製品は「六角サウナ」。正面から見た形も内部も六角形になっています。
個人宅の庭や、福利厚生の一環として会社への設置も想定し、幅約２．７メートル、高さ約２．４メートル、奥行き約２．９メートル。６人が同時に入れます。
使っている木材は耐久性に優れたスギで、真庭市産を使用。自社の技術を生かし、金属製のくぎなどは用いず、木だけで組み立てる木組みの技術を取り入れています。
またストーブはサウナの本場・フィンランドのメーカーのものを採用しています。
受注販売で、１０日ほどで完成します。奥行きを９メートルほどまで広げることや、木材をヒノキにするなどのカスタマイズも可能で、価格は１９９万８０００円から。年間３０台の生産を目標にしています。
インターネットまたは電話で注文を受けているということです。
