1月、市立中央図書館などをエールエールA館に移転すると決めた広島市は、移転後の跡地に「文化芸術施設」の整備を検討する考えを示しました。
広島市は1月、中区の中央公園にある市立中央図書館などを、広島駅南口のエールエールA館に移転すると正式決定しました。
7日の市議会の委員会で広島市は、移転した後の中央図書館の跡地活用について、文化芸術を鑑賞できるホールやコンベンション機能などのある「文化芸術施設」の整備を検討する考えを示しました。
広島市の担当者
「具体的なものというのは、例えば音楽専用ホールであったり、コンベンション機能を備えた施設を整備することなどが考えられるが、現時点で具体的に何も決まったものはない」
ただ、市は「文化芸術施設」について、中央図書館の跡地は「あくまで候補地の1つ」だとしています。
また、文化芸術施設の整備の時期についても「見通しは立っていない」としました。