改造ウワサのオーガスタ13番が35yd延長で545ydに

距離が伸びるアーメンコーナー出口の13番(2021年)(撮影/和田慎太郎)

「マスターズ」を開催するオーガスタナショナルGCの13番(パー5)が、4月6日開幕の2023年大会から35yd延長されて545yd設定となることが分かった。

6日(月)に発表されたメディアガイド内に今年のトーナメントのヤーデージが記載されており、18ホールの中で13番だけが前年から変更された。総ヤーデージも昨年大会の7510yd(パー72)から7545ydに伸びている。

大会が発表する1942年からの各ホールの通算平均スコアで13番は「4.775」を記録し、最も難度が低いホールとなっている。ブライソン・デシャンボーが圧倒的な飛距離を武器に直前の「全米オープン」を制して迎えた2020年大会では、オーガスタナショナルGCのチェアマン、フレッド・リドリー氏が「我々はこの問題に関しての岐路に立っている」と懸念を表明したこともあった。

昨年11月にツイッターで13番の上空から撮影した航空写真が公開され、コース改造の可能性が取りざたされていた。

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