人命救助のために!ブンデスの“皆勤”主将、「幹細胞のドナー提供」で決戦欠場も

日本人選手もプレーするブンデスリーガ。今週末の第20節では2位ウニオン・ベルリンと4位RBライプツィヒの上位決戦が行われる。

ただ、ライプツィヒはキャプテンのDFヴィリ・オルバーンがこの一戦を欠場するかもしれないようだ。怪我をしているわけでもないのだが…。

『Bild』では、その理由は人命救助だと伝えている。彼は2017年に幹細胞のドナー登録をしており、このほど“適合”の知らせを受けたそう。

ヴィリ・オルバーン

「最初にドナーになれるという知らせを聞いた時は驚いたよ。でも、何の疑いもなかったし、むしろドナーになりたかった。

ほんのわずかな努力で人命を救うことができるかもしれない。自分の提供が治療に役立つことを心から願っているよ。

ウニオン戦は欠場するかもしれない。スポーツ的野心はあるけれど、今回は二の次さ。

僕を知っている人なら、自分がすぐにチームに戻れるようにできる限りのことをするつもりだと分かってくれるはずだ」

オルバーンはこれまでの全19試合にフルタイム出場。

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水曜日に幹細胞の摂取が行われるが、通常は摂取から10日ほどはスポーツをしないことが推奨されている。

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