ツクシひょっこり土手やあぜ道

草むらでにょきっと顔を出したツクシ(和歌山県白浜町大古で)

 立春(2月4日)を過ぎ、和歌山県紀南地方の土手や草地、あぜ道などでツクシが顔を出し始めた。

 白浜町大古の草むらでは、あちらこちらから生え、10センチほどになっている。散歩中に見つけた地元の男性は「姿を現した時期は、例年並み」と言う。

 ツクシはシダ植物「スギナ」の胞子茎。つくだ煮やおひたしなどにして食べられる。

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