福井県がインフルエンザ警報、感染者の9割は14歳以下 2018ー19年シーズン以来

 福井県内でインフルエンザの流行が拡大しているとして、県は2月8日、発令中の注意報を警報に切り替えた。県内に警報が出るのは、新型コロナウイルス流行前の2018~19年シーズン以来。

 県が同日発表した感染症発生動向調査速報によると、5日までの1週間に県内37の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者は計1312人で、前週の939人の1.4倍。1機関当たり35.46人となり、警報の基準(30人)を上回った。

 地域別の患者数は福井市・永平寺町706人、丹南361人、坂井184人、二州29人、奥越19人、若狭13人。年齢別では14歳以下が約9割を占めている。

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