
今年のバレンタインチョコレートの店頭価格が値上がりしている。帝国データバンクによると、砂糖など原材料や包装材の高騰を受け、売れ筋商品の1粒単価は前年比で平均約7%上昇。食品や日用品の値上げラッシュが続く中、財布には甘くないバレンタインになりそうだ。価格を抑えようと中東のブランドを取り込んだり、輸入素材に代わり国産果実などを使ったりする動きも出ている。
帝国データバンクの調査によると、大手百貨店やホテル、ショッピングモールなどで販売する国内外の計135ブランドのうち80ブランドで値上げが判明。人気の粒売りや詰め合わせ商品は1粒平均25円値上がりし、365円から390円となった。
