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関東地方など各地で相次ぐ強盗事件。SNSで実行犯を募集する「闇バイト」が問題となっています。静岡県内では、まだ被害は確認されていませんが、SNS上には気をつけなければいけないワードがあるといいます。
最近、SNS上にあふれている「闇バイト」や「裏バイト」などの投稿。もうすぐ、新学期を迎え、子どもが初めてスマートフォンを手にするなど、SNSを通じたトラブルなど心配ごとも多いのではないでしょうか。静岡県警では悪質な犯罪から若い世代を守るため、毎日1回以上ツイッターを中心にSNS上の不適切な投稿をパトロールしています。
<静岡県警生活安全企画課 犯罪抑止対策 土肥高之警部補>
「キーワード検索で、闇、裏、叩きなど、隠語を入れて、検索をかけます。警視庁や他の県警がすでに警告しているのがあった中で、運びの求人募集中。仕事の内容は、荷物を受け取って運ぶのみ。闇バイト、裏バイトを検索条件として投稿しているので、このような内容で求人している書き込み」
静岡県警では、犯罪を誘発する危険があると判断すると、その投稿に返信をして投稿者だけでなく投稿を見た人に対しても注意喚起を行っています。
いま、全国では「ルフィ」などを名乗る指示役が、SNSの「闇バイト」を募り、強盗を指示し、人に危害を加える犯罪にまで発展しています。
では、どのようなワードに注意が必要なのでしょうか。代表的なワードは、闇バイト、裏バイト、受け、出し、UD、高額、叩き、運びなどがあります。このワードが関連している仕事に関わると、知らないうちに犯罪に手を染めてしまう可能性があります。
<静岡県警生活安全企画課 犯罪抑止対策 尾藤厚至課長補佐>
「若い世代の人には、正当な仕事で楽に稼げることはないので、自分は引っかからない、応募しないという強い意識を持って注意をしてほしい」
家族のあいだでこのワードを共有して、SNSの使い方に十分注意しましょう。