暗号資産（仮想通貨）のビットコインなどを奪う目的で男性が監禁された事件で、京都府警組対2課と南署などは8日、強盗致傷や窃盗などの疑いで、住所不定、職業不詳の男（30）＝監禁罪で起訴＝ら男5人を再逮捕した。
5人の再逮捕容疑は、共謀して昨年6月7～9日、滋賀県米原市に監禁していた大阪市の無職男性（32）を「言わねーと殺すよ」などと暴行してパスワードを自白させ、ビットコインなど1億1883万円相当を男らのコインアドレスに送信したほか、同16日に大阪市中央区で男性の高級車を盗むなど、計約1億8千万円相当を奪ったりした疑い。府警は5人の認否を明らかにしていない。
府警は、京都市南区や米原市のゲストハウスなど3カ所で男性を24日間監禁したとして、今年1月に監禁容疑などで5人を逮捕していた。
