いすみ鉄道の「キハ28」運行終了、今後は国吉駅へ保存

千葉県に本社を置くいすみ鉄道は8日、「キハ28 2346」の運行を終了したと発表しました。今後については「国吉駅に保存する予定」としています。

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キハ28 2346は1964年に製造された急行型気動車です。国鉄時代には山陰地方で急行列車として活躍、JR西日本時代にはワンマン化改造を施され、北陸地方で運用されていました。

廃車後はいすみ鉄道に渡り、2013年3月から運行を開始。レストラン列車として観光鉄道の屋台骨を支えてきましたが、車両維持に多額の資金が必要であること、走行エンジンや冷房エンジンの部品確保が困難を極めることなどから、昨年11月27日に定期運行を終了していました。

(写真:いすみ鉄道)

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