川崎初の連節バス、3月1日運行開始 平日朝夕のラッシュ時間帯限定、既存路線の輸送力強化へ

3月から運行開始する予定の連節バス(川崎鶴見臨港バス提供)

 川崎鶴見臨港バスは3月1日から、川崎市内初となる連節バスの運行を開始する。JR川崎駅前と臨海部を結ぶ既存路線の輸送力を強化する狙いで、平日朝と夕のラッシュ時間帯に限って運行する。

 連節バスは車両を2台つなげ、定員は通常より約40人多い114人となる。こうした車両と、信号制御などを可能とする公共車両優先システムを組み合わせたバス高速輸送システム(BRT)を導入することで効率性を高め、課題だった同駅前の混雑緩和を図る。連節バスはガソリンと電気を動力とするハイブリッド車で、脱炭素化にもつながるという。

© 株式会社神奈川新聞社